高校入試における外部検定活用をいろいろと考えてみた
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ユニ〇ロのジーンズが左後ろポケット横から太ももの下にかけて大胆に破れていたのに気づかず街を闊歩しスゲー恥をかいたので二度とここではジーンズを買わないと誓ったオッサンは私です。
さて、娘ちゃんが英検2級に落ちた腹いせと言えば何ですが、高校入試における外部検定活用ついて考えてみたいと思います。
大阪府の方はご存じだと思いますが、大阪府における高校入試では英語において外部検定を活用することができます。
具体的にはコレです
大阪府教育委員会の英語教育施策の中核は「読む・聞く・書く・話す」の4技能をバランスよく学習することにあるということなので、コレに関しては異を唱えるつもりはありません。
ただ、上記の表で読み替え率80%となっている英検2級については、学習の推奨目安が高校卒業程度であることを考えると中学生が合格するにはハードルの高いものと言わざるを得ません。
しかしながら、ここ数年大阪府立の上位校の受験者に限って言えば持っていて当たり前の時代が到来しつつあります。
それが下記に示した受験者数のうち80%保証以上を片手に受験に挑む生徒の比率です。
(大阪府の入試資料から抜粋し加工を加えたもの)
K校は押しも押されもしない大阪府NO1の高校。
T校はNO2で秀才より野人を求めてはる高校
M校は大阪府南部で圧倒的なブランド力のある高校。
表を見るとT校は受験者数に占める80%保証獲得者数の割合は前年比60%の増加、M校はなんと92%と激増しております。
ちなみに3校の内、T校のみ受験者数が増加していますが、それは京大合格者数の激増が関係しているかも知れません。
しらんけど
では何故英検2級取得に血眼になるかと言いますと、大阪府公立高校入試において上位校が選択する試験問題いわゆるC問題(発展的問題)の難易度が絡んできます。
それを表したのがこちら
手を抜いていると言えばそう捉えられるかも知れませんが、C問題選択校合格者の平均点をみるとそうも言えません。
2021年度英語C問題合格者平均52.7点(100点換算)
2020年度英語C問題合格者平均51.7点(100点換算)
合格者でも5割がやっと。
とあるサイトに載っていた文理上位校合格者の得点は6~7割程度でしたね。
(中には高得点を取ってはる人もいるとは思いますが、それは一握りでしょう、しらんけど)
1点を争う入試において8割保証獲得の恩恵がどれ程のインパクトなのかおわかりいただけたかと思います。
となれば、進学塾がこれを黙って見過ごすとは思えません。
受験者に占める80%保証獲得者数割合の増加には塾の存在を感じざるを得ません。
大阪の塾事情でいうとK校、T校ともにM教室が圧倒的に強く、多くの合格者を輩出していることから英検2級対策に本腰をいれているように考えるのは自然なことだと思います。
またこの2~3年、M校についても同教室は合格者数1位を取っており、80%保証獲得者数の割合が激増していることと無関係ではないと思います。
あくまで私見でありますが、塾通い(M教室)+英検2級対策講座受講が大阪府の公立高校入試で上位校に合格するルートとなりつつあるのではないでしょうか。
親の懐には厳しい時代となりましたよね。
通常の塾代+αが発生するんですから。
もちろん、独学で受かる子はいると思いますが、ごく少数であることは想像に難くないのであります。
また、英語については、小学校時代から既に高校入試対策は始まっていることになりますよね。
息子くんたち、たいへ~ん。
父も懐と相談しながらなのでたいへ~ん。
いやマジしんどいわ
ではまた
今日は長々とした文章を最後までお読みいただきありがとうございます。